楽しく今活 Episode#1 楽しく今活 劇団ひとりっこ 武内 典子(宮城県仙台市)さん
4月から、新シリーズ「楽しく今活!」がスタートしました。
今からの自分自身の豊かな暮らしのために、学び、遊び、そして楽しく今を生きていらっしゃる方々をご紹介していきます。
楽しく今活 劇団ひとりっこ 武内 典子(宮城県仙台市)さん

仙台市で小さな劇団「劇団ひとりっこ」を主宰している後期高齢者の武内典子と申します。
仙台市が「介護予防対策」として公募したシニア劇団に応募し、演劇を始めるきっかけになりました。
小さい頃から引込み思案で、運動苦手・美人とは言えない私が舞台に立つ人になるなんてね。
人生は可能性に満ちているものです。
2011年が初舞台、2014年に出会ったひとり芝居作品「花いちもんめが」深く心に刺さり、自分の劇団を旗揚げ、気付いたらもう10年以上も続けているのですね。
全国シニア演劇ネットワークの会員で、2021年東京大会、2024年大阪大会にも出場出来て嬉しいものです。

セリフ覚えと演技、いつまで出来るか・・・自分より年長の方々からヒントを得ています。
少し前ですが、白石加代子さんの舞台を拝見し、「あっ、台本をそばに置いている」事に気が付き~これもありか?
仲代達矢さん(92歳)は5~6月にかけて「無名塾」能登半島復興支援公演を予定されています。
いつまでなんて決めなくて良い・・・と励まされます。
楽しく活動するのに必要なのは「やりたいな」と思う気持ちと「やれる」体力ですね。
いつも今回が最後かな(?)と意識しつつ、5月下旬には「アグニの神」を上演します。
今は、稽古真最中! 半世紀も年齢差のある若者に刺激を受けて練習しています。
一方、体力のあるうち風景写真撮影会にも参加して~仲間とバスで出かけ「道の駅」で地元の産物を買うのが楽しみです。
写真展も2回開催してみましたが、最近、良い活用法が見つかりました。

令和改元の2019年「新しい事を始めよう」と思って取組んだのが「音楽」楽器(アコーディオン)です。
朗読とアコーディオン演奏の舞台で、撮りためた写真をプロジェクターで写し関連付けをしようと思いついたのです。
撮影会参加にも意義が生じました。

次の舞台の「演奏曲」と「朗読作品」と「写真」の結びつきが出来れば「それは私です」。
やりたい事があるのは目標が出来て楽しい、実現しようと頭を使うのも楽しいですね。
素敵なお話を聞かせてくださいまして、ありがとうございます。
とても元気をもらいました!ますますのご活躍をお祈り申し上げます。








